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Posted by チェスト at

2019年01月25日

☆キラリ女性大賞受賞式☆



魚屋に嫁いだのは
もう20年以上前の事。

本当はもっともっと
医療の現場にいて勉強して

看護婦を続けたかった。

そして、私は
魚の事は何も知らず

こんな私に
魚屋の女将がつとまるのかという
不安しかありませんでした。

私は
魚の本当の美味しさえも
知らなかった。

だから

不安いっぱいで魚屋をしだした
私でしたが

旬の魚の美味しさ。

鹿児島の魚種の豊富さに

驚いて、その美味しさに
本当に心から感動して

そして、いつの間にか
魚を大好きになっていました。

こんなに美味しい魚を
もっと、もっと
食べてもらいたい

そして子どもたちに
魚に興味を持ってもらい
魚大好きになってもらいたい

そう願い

そう思うようになったら

自分に何が出来るか・・・

それを考えだして

13年前

『魚食育』をする事を決めました。

決めても
何をしていいのか
分からず。

魚の勉強から。

魚の卸し方は
もちろん、毎日主人に教えてもらい

魚の事を知るために
毎週のように図書館に通いました。

魚を知れば知るほど

とても面白くて

これを私が子どもたちに

どうすれば
面白く楽しく伝えられるのか

『試行錯誤』

この言葉に尽きると思います。

子どもの反応を見ては
作りなおしてみたり

喜んでくれたら

もっと、喜んでくれるものが
作りたくなり

でも、生の魚に敵うものはなくて

生の魚に触れ合う子どもたちの
歓声と笑顔

それは、何にも代えがたい喜びでした。

でも、やっぱり
毎月2~3回の食育

それは、準備も含めて

仕事をしながら
子育てをしながらの私には

なかなか
時間を作るのが大変で・・・

でも、これは
意義のある事だと

魚屋として
母として

私は子どもたちに
自分の出来る範囲でだけど

伝えていくと決めたから

決して、やめない。

続けるし
もっともっと、枝葉を作り
工夫をしていきたい。

そして
気が付いたら13年目でした。

そして、これは

家族の理解と協力なしでは

絶対に続けられなかったことです。

そして

先日、この活動に
有難い事に賞をいただきました。

キラリ女性大賞の
優秀賞


受賞式の日。

仕事が忙しいのは
分かってたけど

家族に見に来てもらいたくて

ちょっとだけ

娘たちに
「ママ、頑張ったでしょ」って
言いたくて

でも、本当は
「この賞をもらえたのは
家族のおかげです」って

お礼が言いたかったんだと思います。

受賞式の前日は
式に参加するために

主人はほぼ徹夜で仕事を
して、時間を作ってくれました。

そして
友人が「せっかくだから」と
着物を着せてくれました。


気持ちも引き締まる思いで

家族に見守られながら
式に参加する事ができました。


このあと、壇上で
挨拶した時は

13年間の食育活動への
思いを伝えました。


壇上から、家族が見えて・・

皆んなが、すごく微笑んで
私を見守ってくれてて

「ありがとう・・・」その気持ちで
胸がいっぱいになりました。









母として
6代目魚屋女将として

私にできる事を

これからも
頑張っていきます!

素晴らしい賞をいただけた事に
心から感謝しております。

本当にありがとうございました。

  


Posted by じゅんちゃん at 20:48Comments(4)